思い出のはじまり
2022.11.22
雲ひとつない青空と緑が輝く夏の日に、ここ京都に越してきた。築年数は古いけれど京都五山がくっきり見える眺めのいい贅沢なおうち。
そうこうしているうちに月日は経ち、ようやく紅葉が綺麗な秋がきたかと思えば、冬がもうすぐそこまできているらしい。すべてが6秒毎のように早く感じる。
京都に来てから、毎朝山の方を見てその日の天気を予想するという日課が出来た。大嫌いだった雨の日は趣を感じるようになり少しだけ好きになった。歩くたびに街が輝いて見えてキョロキョロすることが増えた。
なんて素敵な場所なのだろう。なんでこんなにも惹かれるのだろう。
そしてこんなに刺激的で素敵な日々たちも、時間が経てば記憶からぽろぽろと溢れていつか忘れてしまうのかもしれないな、と思うと、あまりにも勿体無くどうにかして残したくなってくる。いっそ気持ちも匂いも音もすべて冷凍保存できたらいいのに。(貧乏性なのかなんでも冷凍庫に突っ込む癖がある)(今日は茄子を冷凍した)
だから京都のことも、それ以外のことも、この街に住むわたしに起こる日々のことを毎日少しづつ書いていきたい。
そんな気持ちをこのblogにこめて。