置いておかれるシステム
2022.12.21
年末に向けてお片付けや掃除、データの整理をしているのだが…
つらい。
つらすぎる!
捨てること自体はあまり苦ではない。結構決めたらサクサク捨てられる方だし、気分がノッてくると勢いづいてやり込むタイプでもある。
じゃあ何がつらいのかというと、必要なものと捨てるものがごちゃ混ぜになって溜まりまくり、収拾がつかなくなってしまっていること。明らかに自分のせいなのだが、改めて気が狂いそうになった。
原因はわかってる。昔から、あれもこれもなんだかまだ使う気がして、使い終わってもすぐに元の場所に戻せない習性があった。
大人になった今でも、読み終えたばかりの本はもう一度読み返したい気分になるかもしれないからベッド横に置いてしまうし、カラーペンは明日もまた突然絵を描きたい気分になるかもしれないからノートと一緒に机に置いてしまう。そんな感じで物が溜まっていくのだ。
多分、明日のわたしが自分でもまったく予想できなくて、それに備えておきたいみたいな気持ちなのかもしれない。
ちなみになんとなくもう想像がつくかもしれないが、備えて置いていたそれたちの出番が次の日きたことは一度もない。なんなら次の日も、そのまた次の日もない。そうして積み重ねられ、ようやく年末に下の方から「ヨッ!久しぶり!」と出てこられるシステムになっているのだ。
毎回残念な気持ちになるので、そろそろ学習し来年こそ使い終わったらすぐに片付けようと心に誓った。