明るいお花をいただいて
2022.12.27
いつもと同じように仕事をしていたら、帰る前に大好きな女上司が声をかけてきて「はい、これ。お疲れ様。本当にありがとう」と言って立派なお花をくれた。
今日はお世話になった会社の最後の日だったからきっとそのお花なんだけれど、まさかお花を貰えるなんて思いもしていなかったからびっくりした。
思い返せば、何かを辞めるときにこんな立派なお花を貰ったことがなかったかもしれない。というか、何かを長く続けて最後盛大に送り出してもらえるようなことが今までなかった。
嬉しい気持ちでいっぱいになりながら改めてお礼のメッセージを送ると「あなたのイメージにぴったりのお花を作ってもらえて私もとってもお気に入りです」ときた。
よく見るとそのお花は、真ん中には赤寄りの濃いオレンジ、周りには明るいイエローのお花が囲み、さりげなくピンクと薄オレンジが置かれている、そんなアレンジが施されているものだった。
こんなに明るいカラーのお花がわたしのイメージだなんて…!お花をもらえたことも嬉しいのに、さらにそんな風に思ってもらえていたことも嬉しくて、胸がいっぱいになった。
今は京都の街を背に、お花たちがにこにこと咲いているように見える。わたしもにこにこと咲くように生きなければ、と思った。