デスクライトの話。

 

わたしは電気を煌々と点けた明るい部屋で何かをするのが癖だ。

今の家になってからは部屋の雰囲気に合わせ暗めの照明にすることに慣れたのだが、それだと作業をするには机周りの明るさが足りないことに気が付いた。

 

なにかいいデスクライトはないかと思っていた時に、昔欲しいと思っていたものがあったのを思い出した。その頃は今ほど必要なものとして考えてはいなかったのだが、もし買うならこれがいいなあと、ピクサーのロゴや作品に出てくるライトのモデルになったデスクランプを調べていた時期があったのだ。

そのモデルになったライトはANGLEPOISEのもので、80年以上の歴史があり英国を代表するインダストリアルデザインとして愛されている。

 

80年も前に作られたものなのに、現代でも惚れ惚れするほど洗練されたデザインで置くだけで一気に空間をおしゃれにするフォルムと存在感がある。

種類も豊富だが、その中でまだピクサーの元になったのは「Type75 mini」だと言われている。

 

久々に思い出したので改めて調べていたら、Type75以外にも「Original 1277」のNational Trust Collectionシリーズのsage greenが色合いもレトロなテイストもとっても可愛かった。

ディズニー好きとしてはピクサーの元になったType75が欲しいところではあるが、色や形などは1277で揺らぎ始めてしまった...。どうしたものか...。

 

高価なものだし今すぐ買うわけではないのだけれど、どれにしようかと悩んでいる時間が楽しくてやたら真剣に検討してしまうのだった。

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