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スクラブルへの愛

2023.1.16

スクラブル(Scrabble)というのはご存知だろうか。わたしもつい最近まで知らなかった。

 

スクラブルとは、1948年にアメリカで作られた、単語を作成して得点を競うボードゲーム。アルファベットごとに点数があり、さらにボードにも得点のマスが用意されている。クロスワードのようなものだ。

 

学生時代からお世話になっている恩師がボードゲームを集めていて、いくつか遊びを教えてもらったうちのひとつだった。わたしはあまり勉強が得意な方ではなかったので、最初は辞書を片手にお試しみたいな感じでやらせてもらっていた。

しばらくゲームを進めていると「センスあるよ!」と言われ、単純なわたしはその気になり何度も対戦してもらうようになった。

 

スクラブルをやる上で「できるだけ美しい単語を作ることを意識する」と言われた。それはただ単純にBeautifulとかExcellentとかいうことではなくて、DesignとかSimpleとかそういう感じだ(そもそもBeautifulやExcellentはそうそう作れない)。

おそらくかっこよかったりスマートだったりといった洒落てる単語みたいな感じだろうか。実際苦し紛れで作った単語なんかはあまりキラキラしていない。

 

別に英語が得意なわけでもなければ英単語をたくさん知ってるわけでもないと思うのだがこの通りとにかく大ハマりしてしまい、今やボロ負けだったわたしが勝てるまでになってきたのだ。

 

本当このスクラブル、ゲーム感覚で英語に触れることが出来るし、知識も増えるし、日本の教育にももっと取り組むべきだと思う。

 

大人でも楽しめるので是非周りの人にも勧めたいのだが「わかんな〜い!知らないもん!」と諦めちゃう人や、短い単語しか作らない(isやonなど)安全牌ばかりの人は全く楽しめないと思うので、「ッカァ〜!英単語全然知らないもんだな〜!悔し〜!おもろ〜!」みたいな向上心と好奇心が旺盛な人が比較的向いてると思う。

 

ちなみに日本語版もあったのでやってみたが、日本語は表現に幅があったり、方言だったり、外来語でこれもはや英語扱いなのでは?みたいなものだったり、判断が難しいものが多くてなかなか苦しい戦いだった。

スクラブルで改めて知る日本語の奥深さ。

 

とにかくスクラブル達人になりたいので、これからも修行を重ねていきたいと思う。まずは恩師をコテンパンにします(大バチ当たり発言で締める)。

from 有