ぎょうざの龍園へ
2023.1.22
京都のぎょうざ専門店、龍園。
創業60年の知る人ぞ知る名店で、いつも前を通る度にお客さんが沢山いることから長年多くの人に愛されていることがわかる。
中はカウンターのみで、狭くこぢんまりした感じが昭和の中華っぽくていい。
わたしはぎょうざ定食を頼んだ。
調理場を囲むような席の作りになっていて目の前で出来上がっていくのが見られる。皮は一枚一枚手打ちでレトロな機械で伸ばして作っていた。餡も丼に山盛りに用意されていて、手際よく包んでいく。
ぎょうざ定食は、ぎょうざ8個とスープとライスとたくあん。美味しそうな焼き目のぎょうざはとってもシンプルで素朴なお味で、タレによく合う。タレは醤油と味噌が置いてあるので好きな方をつけて食べるのだがどちらも美味しいので交互につけて食べた。
美味しくてあっという間にペロリと完食。
隣にきた常連のような雰囲気のおっちゃんが、昼間から瓶ビールとぎょうざを静かに堪能していて「この感じ、いいな〜」としばらくノスタルジーな気分に浸ったのだった。
京都の人たちはパンだけでなくぎょうざも好きらしく結構いろんなお店があるようだけど、その中でもこの龍園を知っている人は「一度は訪れたほうがいい」と皆声を揃えて言うそう。わたしも教えてもらって行った身だが、たしかに日常では味わえない空気感と美味しいぎょうざが満喫できるのは龍園ならではだと思うので行けてよかった。
皆静かに黙々と食べているし、女性ひとりのお客さんもいたので居心地の悪さみたいなものを全然気にしなくてよさそうなのも◎。
今度はチャーハン定食を食べます。