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湯船で本を読む

2023.3.3

最近、湯船に浸かるのにハマってる。

 

いままでお風呂に入るのってめちゃくちゃ嫌いでできれば入りたくなかった。いつも入るまでうだうだしてどれだけ先延ばしにできるかみたいな無駄な抵抗をしていた。

お風呂自体がめんどくさいというのにプラスして、基本的に「今いる場所から動きたくない」という思考回路が余計入りたくない気持ちにさせる。というのも、家にいたら会社に行きたくなかったし、会社にいたら家に帰りたくないとかそんな感じで、とにかく動き出すことが億劫で仕方ないのである。

 

そんなわたしが最近湯船に浸かるのにハマっているのだ。事の発端は、我が家が驚くほど寒いあまり暖まる術がもう入浴しか残っていなかったからだった。

 

昔は長風呂の際に携帯を持ち込んでいたが、せっかくのリラックスタイムにまで携帯は勿体無いように感じて本を持ち込むようになった。普段の生活で本を読もうと思うと、一息ついてゆっくり時間をとらないといけない気がしてしまい全然読む機会を作れずにいたけれど、お風呂ならゆったり読むことが出来る(わたしは本は紙で読みたいタイプなので、電子書籍は基本的には見ない。最初は紙だと色々心配だったが、湯気や濡れに関しては意外と大丈夫だった)。

 

ちょっと前は「パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら 著:中島たい子」(参考:https://amzn.asia/d/4hpYyFS)を読んでいた。本の装丁デザインについて学んでいたときに参考で買ってみたのだが、内容も面白かった。日本人から見て感じるフランス人の考え方や生き方を素直な感想とともに綴られている。ここに出てくるパンやお菓子が美味しそうでいつもお風呂場に甘い香りが立ち込めてくる気分になりながら読んでいた。

 

今は、母におすすめされた「自転しながら公転する 著:山本文緒」(参考:https://amzn.asia/d/b5YjxTx)を読み進めている。いまのわたしに響くかもと言われて渡され、いまはまだ4分の1しか読んでいないけれど、等身大でリアルな描写にもう既に引き込まれ、続きが気になって仕方がない。仕事とは、家族とは、恋愛とは...。また最後まで読んだらちゃんと感想を書きたい。

 

ちなみに、我が家のお風呂は追い焚き機能や保温機能などといったハイテクなものは一切なく、溜めたら冷めていくのみ。しかもユニットバスで空間も広いためか浴槽以外温まらず、急速に冷めていく。

最近は少しでも長く入っておけるように、蓋をしてみたり、発汗する入浴剤を入れてみたりしてどうにか工夫し抵抗しているが、それにも限界があった。本の世界に没入していると「ああ、まだ読んでいたいのに...!冷めてきた...!」と悔しい気持ちになっていたが、時間に限りがある中で読むのも最近は楽しめるようになってきた。

 

入浴剤も、人におすすめを聞いたり、昔プレゼントでもらって使ってなかったものを引っ張り出して使ったりしながら試してるんるん気分だ。

昔のわたしがみたら驚くだろうな。

from 有