真夜中のパウンドケーキ
2023.3.16
先日、出先の道の駅のようなところで美味しい卵を手に入れたので、パウンドケーキを作ることにした。夜にお菓子を作るのは久々だ。というか、お菓子作り自体だいぶご無沙汰だった。
材料は卵と小麦粉と砂糖とバターとベーキングパウダー。
1回目は失敗した。敗因はわかってる。バターが溶けてないのに力技で砂糖と混ぜたことだ。全然白くならなくて嫌な予感はしていたけど、まさか分離したまま最後までいくとは思わなかった(頑張って混ぜればなんとかなると思っていた)。モロモロとした生地が見事ガチガチに焼き上がった。
悔しい。これはなにかに使おうと一旦回収した。
美味しい卵はたくさんあったので、贅沢にリベンジした。次はなんとかうまくいったような気がする。ラム酒と砂糖のシロップでコーティングして12時間冷蔵庫で寝かせた。
朝起きて食べてみたら「ん...?パウンドケーキってこんな感じだったっけ...?」となった。多分間違ってはないんだろうけど、そもそもパウンドケーキってあんまり食べないからなのか、味や食感の定義みたいなものがわからなくなった。
正解がわからないやたらデカい塊のお菓子が完成した気分。
今度どこかで正解のパウンドケーキを食べてみようと思った。