大阪城 野外音楽堂で開催の「ハンゲキフェス」というものに行ってきた。

 

このハンゲキフェスは2022年に「コロナへのハンゲキ」をテーマに初開催しており、今年は「若者たちの、社会へのハンゲキ」をテーマとし、オーディションを通過した若手実力派バンドとプロミュージシャンたちが音楽を奏でる。

そして面白いのが、これを学生たちが企画・運営しているということ。

会場に着くと、飲食や物販、映像や写真のアーカイブなどもすべて若者・学生さんたちがやっているのが見受けられ、人やお金を動かすイベントをここまでしっかり出来るなんてすごいなあと感心した。

 

ひょんなことから行くことになったので初めてみるバンドばかりで曲すらわからないものの、自然と音やリズムに合わせて体が動き、知らないなりに楽しめるのでやはり音楽の力というのは凄い。

それに何より、若者たちが一生懸命音を鳴らし歌を届け、時にカッコをつけながら楽しそうにキラキラしている姿がたまらなくいいのだ。

愛を語ってみたり、不安を綴ってみたり、みんな誰かに何かを届けたくて必死にもがいているんだな。

 

ちらちらと咲き始めている桜とひんやりした風とともに流れるゆるやかな音楽のひととき。この日は曇り空だったけれど、それもまたよかった。

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