魅惑の鳩サブレー
2023.3.30
今日は鎌倉の定番土産、豊島屋の銘菓「鳩サブレー」について語りたい。
わたしは鳩サブレーが大大大好物なのだ。あんなに美味しいサブレはどこを探してもないと思ってる。というか、クッキー・ビスケット・サブレなどの近しいジャンルのお菓子を集めたとしてもその中でダントツナンバーワンじゃないだろうか。
そう、鳩サブレーこそ原点であり頂点。
まあるく愛らしいフォルム、大満足なサイズ感、硬いのに軽くてサクッとした食感、毎回食べるたびに思ってた3倍美味しいと感じる味、どれをとっても完璧。
さらに感動するのが、作られている材料。
いかに長く保存できるか、いかに綺麗な色を保つか、いかに食感を出せるか、そんなことを重視するが故にあまり体に良くないと言われている添加物たちがふんだんに使われてしまっているこの世の中で、鳩サブレーの原材料は、小麦粉(国内製造)、砂糖(国内製造)、バター(国内製造)、鶏卵(国産)、膨張剤。以上。
膨張剤こそあるものの原材料がこれだけだなんて、なんてシンプルなのだろうか...素晴らしい。
あと名前にまつわる話も可愛い。
明治30年頃、店に訪れた異人さんからもらったお菓子があまりに美味しくて感動した初代の店主が、それを再現しようと作ったのが始まりなんだとか。その後、サブレーという言葉があることを知った店主は「なんだか三郎と語呂が似ているな」と親しみを覚え、気に入ったんだそう。
なんだそりゃ!可愛い!
ちなみに、鳩サブレーは可愛いグッズも展開されてるのだが、なんと本店でしか買えない。昔鎌倉に行った際に真っ先に本店に向かったというのに、グッズを買うのを我慢してしまった自分を殴りたい。
今度こそマグネットとミラーが欲しい。あと、16枚入りからは缶になるんだけどその缶もシンプルで可愛いから、缶を買ってたらふく食べまくりたい。
これはもう絶対に鎌倉に行くしかない。