角川武蔵野ミュージアム
2023.4.14
ずーっと気になっていた角川武蔵野ミュージアムにやっと行けた。
図書館、美術館、博物館が融合したこの大型施設は2020年にオープンした。
紅白歌合戦でYOASOBIがここで歌ったことで一気に認知度が上がったと思う。映像で見た時、あまりに幻想的な空間に息を呑んだ。
隈研吾がデザイン監修した大きな岩の建物は圧巻で、いい感じに写真におさめたかったけど無理だった。
スケールの大きいものをみると自分がアリンコになった気分を味わえていい。普段169cmスケールで生きていてまあまあ大きいほうなのでアリンコ気分になるのは貴重なことだった。
中は思っていたよりかなりみっしり本が置かれていた。YOASOBIが歌っていた「本棚劇場」の空間は本当に素晴らしかった。まるで美女と野獣のような世界で、本に囲まれた贅沢な場所。
星新一のショート・ショートを集めたかなり分厚くて重い本も見つけた。これは初めて見た。でもこれ、もはやロング・ロングではないのか?いや、ショート・ショート・ロング・ロングかも。
階段やトイレのサインなんかもしっかりデザインされていて、かっこいいと直感的に思うのだからやっぱりデザインの力ってすごいよな〜としみじみ思ったのだった。
朝から行って「今日は夜までここにいていい、好きなだけ読んできて」と言われたら最高にハッピーだろうな。近くに住んでいたら通うだろうな。そんなことを妄想しながら岩の建物を後にした。