今日はレコードストアデイ（RECORD STORE DAY）に参加してきた。

 

レコードストアデイとは、毎年4月の土曜日1日と11月のブラックフライデーに世界のレコード店が同時開催で限定盤をリリースするレコードの祭典である。

 

今日はその付き添いをした。わたしからしたら社会科見学みたいなものだ。

 

みんなお目当てのレコードがあってそれをGetするためにお店に早く行って並ぶらしい。優しい店員さんの対応とレコード好きな人たちの「待ちきれない」といったオーラが滲み出てる待機列は独特な空気感だった。

 

わたしはお目当てなんて特にないのに2番手に入店してしまって若干の申し訳なさを感じた。肩身の狭い思いで棚に目をやるとTHE 1975のカセットが1個だけポツンと置いてあった。最近カセットに愛着が湧いてしまっていることもあって気付いたら手に取っていた。

あとはとってもお洒落デザインなBlurのレコード。2枚組らしいのだがいい値段がした。

 

みんな悩みながらも探す指を止めない。その人たちのパタパタパタ…と漁り見る所作はまるで熟練の技で見応えがある。

 

そのお店にお目当てのものがなかったら違う店舗にはしごするのがお決まりなんだとか。昔は店舗に何が何枚入荷しているか店長すらも把握していないみたいな仕組みだったらしいが、今はどうやら知っているようだった。店舗に行けなかった人たちも後日オンラインで買えるらしいので結構良心的なんだなと思った。

 

というか、この時代にレコード好きの人が沢山いることにも改めて驚いた。今は音楽も携帯一つで聴き放題だけど、あえてレコードで聴くなんて素敵じゃないか。もしかしたらまた人々がディスクを愛でる時代が戻ってくるかも。

 

可愛くてなんならCDも聴けちゃうレコードプレーヤーが欲しくなってしまったな。

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