京都河原町にスパゲッティ専門店がある。

そのお店は「Caldo（カルド）」と言い、木屋町通の手前にある細い路地を入り高瀬川沿いにある。

30年以上続いているこのお店は石づくりのレトロな建物で雰囲気があり、店内もどこか懐かしさを感じる。こういったレトロで懐かしい雰囲気の建物にめっぽう弱い。あ〜好きだ。

 

ご高齢のおばさまが案内してくれて席に着く。メニューを開くとほぼ全部がスパゲッティ。驚くほどのメニュー数！たぶん100種類くらいある。さらにトッピングも沢山選べて自分だけのこだわりスパゲッティが注文できる。これ優柔不断の人は一生決められないと思う。

わたしは外の看板に書いてあったランチメニューのガーリックベーコンにした。

 

まず先に大きなお皿がセットされる。そこに置かれるサラダやスパゲッティのお皿も同じデザインのものでとってもかわいい。大きなお皿があるだけでちょっと特別な気分になるから食器がもたらす効果というのは思ってる以上にあるんだと再確認できる。

スパゲッティは細めの麺に味がしっかりついて美味。一緒に頼んだコーヒーもそしてこのスパゲッティもやはりどこか懐かしさを感じる。

 

食べている間にお客さんが次々来て、あっという間に外に列ができていた。人気なんだなあ。早めの時間にランチに来てよかった。そして（またこの現象...？）と密かに思ったのだった。

 

さすがに100種類ほどあると全制覇は不可能に近いと思うが、気になるスパゲッティが何個もあったのでちょこちょこ通って少しずつ制覇していきたい。

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