そばを打つ仕事
2023.8.2
お蕎麦を食べに「よしむら北山楼」へ行った。
前に一度連れてきてもらったことがあって、今日は2回目だ。
ここのお蕎麦はコシがあって美味しいし、店内が広くてなんとなく千と千尋っぽい雰囲気もあって好きだ。
お昼時だったので呼ばれるまでしばらく入り口で待っていた。ふと目をやると、大きなガラス張りの向こうでひたすら蕎麦生地を伸ばし続けるお兄さんと、ひらすら切っているおじさまがいた。
わたしたちは何分くらい待っただろうか。20分くらい待ったのかな。そのあいだ、ずっと蕎麦生地を伸ばすお兄さんを眺めていた。
お兄さんはひたすら棒で生地を伸ばしていた。どうなればOKなのかこちらは何もわからないけど、そんなに伸ばすの?と言いたくなるくらい本当にただひたすらに伸ばし続けていた。おじさまはひたすら同じgになるように切った生地を計りに乗せては、また同じ幅で切るを繰り返していた。
こういった繊細で地道な毎日が続くんだよな仕事って。
そうこうしているうちに呼ばれ、今日は天丼ととろろ蕎麦とざる蕎麦がセットになった定食を食べた。そばが2個あるのおもしろいなあと思いながら、仕事について考えたランチタイムだった。