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Infinite Love 〜輝きの未来へ

2022.12.11

"ディズニー"

それはわたしが幼少期から今も尚ずっと愛してやまないもの。物心ついた時からディズニーの絵、音楽、世界観、エンターテイメント力、すべてに魅了され続けてきた。そしてそれは今も衰えることを知らない。

 

ディズニーを語り出すと止まらないので小出しにしていく予定なのだが、待ちに待った日が来たので書こうと思う。

今日はずっと楽しみにしてたディズニー・オン・クラシック〜まほうの夜の音楽会2022の大阪最終公演日だった。ディズニーの音楽を、オーケストラとヴォーカリストの生演奏で堪能できるコンサート。今年のテーマは「Infinite Love 〜輝きの未来へ」

 

20周年を迎えたディズニー・オン・クラシックは特別に「塔の上のラプンツェル」「ノートルダムの鐘」の2作品のプログラムが用意されていた。どちらのチケットも取っていて、ラプンツェルは友人と行き、ノートルダムは今日ひとりで観に行った。

 

※以下、高温注意。

 

オープニングは、「ディズニー・ファンティリュージョン!」の「フェアリー・ガーデン」の演奏とともに20周年を振り返る映像が流れた。2002年から順に観ているとおそらくわたしは2011年あたりからほぼ毎年行っていることが判明した。映像と音楽に思い出が重なり、開始早々思わず涙が溢れてきた。

 

そのあとはルーレットで選ばれたものを演奏するという特別コーナーで、今回は「ティンカーベル」より「Fly to your heart」、「ファンタズミック!」より「イマジネーション」の2曲が演奏された。

前回行った時は、「ライオン・キング2」より「愛の導き」、「東京ディズニーランド ワンス・アポン・ア・タイム」だったので、全部違う曲が聴けてラッキーだった。

 

第二部は作品を丸々生演奏で聴き、観る。

1996年に公開されたノートルダムの鐘。見た目は醜いが心は誰よりも美しいカジモドが外の世界を知る物語。想像するようなハッピーエンドじゃないことや、今までのプリンセスの物語より暗い印象もあることからあまり人気ではないイメージがあるのだが、わたしは昔から大好きだった。

1996年のノートルダムの鐘、1997年のヘラクレス、1998年のムーランと、この頃のディズニー作品は宗教色も強く、それに合わせて色彩も音楽も出てくるキャラクターも特徴的なものが多い。この頃の作品はそれぞれの物語にどっぷり浸かれる独特な世界観で溢れていて好きなのだ。

 

それが完全に再現されていた。

元々好きな音楽が、オーケストラの生演奏とヴォーカリストの生歌だとこんなにも熱く迫力のあるものになるのか。聴いているだけで希望や絶望が胸に押し寄せる。

何度も観ていて知ってるはずなのに、あまりにも気持ちが入ってしまっていたのか、改めてフロローが心底気持ち悪くなり眉間に皺が寄るほどだった(わかる人にしか伝わらない)。

 

そして最後はまた泣いてしまっていた。

辛いけど幸せで、でもやっぱり現実的で…素晴らしい作品だ、ノートルダムの鐘。そしてやっぱり何度行っても素晴らしい、ディズニー・オン・クラシック。

 

溢れる気持ちのままに

「この先もずっと続いて欲しいです。必ずまた来ます。」

とアンケートに書いた。

 

from 有